こんにちは。
トレーナーの加藤です。
今回はダイエットに必要不可欠な『タンパク質』についてお話していこうと思います。
ただ単に摂取するだけでは、筋肉として合成されるわけではありません。
この機会に、タンパク質を効率的に消化吸収する方法を知って、ダイエットに役立ててみて下さい。
タンパク質の役割
まずは、タンパク質の役割をおさらいしていきましょう。
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骨や筋肉の材料になる
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肌や爪、髪の材料になる
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血液やリンパ液などの体液、体の機能を調節するホルモンを作る
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食べ物の消化・吸収をはじめ体内の化学反応に不可欠な酵素を作る
このように、身体の機能に関する役割を担ってくれているので、タンパク質はしっかりと摂取したい栄養素ですね。
タンパク質の消化吸収を良くするには
タンパク質を消化吸収する上でとても重要になってくるのは『腸内環境』です。
腸内環境が乱れている状態でタンパク質を摂取しても効率よく筋肉やその他の組織には変換されにくいです。
タンパク質が悪玉菌の餌になってしまい、より腸内環境が悪化してしまうこともあります。
まずはオリゴ糖や適量の白米、適量の食物繊維を摂取して腸内環境を改善する事が大切です。
腸内環境の改善については上記のURLの『便秘はダイエットの大敵!オリゴ糖で腸内環境を整えて痩せる身体をつくろう』
で解説しておりますので、合わせてお読みください。
また、腸内環境と合わせて重要になってくることが『副交感神経』の働きです。
『副交感神経』は身体をゆったりリラックスさせる効果があります。
そうなる事で、胃酸の分泌を促してくれるのです。
食事はゆとりをもって行う事が理想的
では、食事中に副交感神経を刺激するためにはどうしたらいいかというと
『ながら食事』ではなく、『食事だけ』の時間を設ける事です。
特にお仕事などの作業をしながらだと身体が興奮状態のままになってしまい、胃酸の分泌量がさがってしまうことも。
リラックスできるTVを見たり、友人と一緒に食事するということもおススメです。
大切な事は身体をリラックスさせ、お食事に向き合うという事ですので、是非お試しください。
加工食品の摂取頻度が増えると身体の炎症化を進めて、消化吸収の効率も下がってしまいます。
特に添加物が豊富に使われているコンビニ食などを食べる機会が多い方は食事面を見直すこともとても大切です。
タンパク質の摂取不足は貧血や浮腫みなどにも繋がるので毎食摂取するように心がけましょう。