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肉と魚のタンパク質の違いと含まれている栄養素の違い

こんにちは。

トレーナーの加藤です。

突然ですが、皆さんは普段の食事で「肉」と「魚」どちらから、タンパク質を摂取していますか?

タンパク質といっても、肉と魚に含まれるタンパク質には性質に違いがあります。

ダイエットにおいて、肉と魚どちらかに偏らず、バランス良く摂取する事で、身体に良いことが沢山あります。

そこで今回は、肉と魚のタンパク質や含まれている栄養素の違いについてお話していこうと思います。

 

 

 

 

 

肉に含まれる栄養素の特徴


 

肉にはタンパク質の他にも、以下の栄養素が含まれています。

 

・ビタミンB群

ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類を指します。

ビタミンB群の主な働きは、エネルギー代謝の補酵素として使われること。

糖質をエネルギーにしたり、脂質をエネルギーに変換する際に、ビタミンB群が必要になります。

補酵素とは簡単に言うと、代謝を円滑に行わせる潤滑油のようなものです。

ビタミンB群が不足していると、体内の代謝はスムーズに行われないため、積極的に摂取したい栄養素となります。

 

 

・鉄

鉄は人の体に必要な必須ミネラルの1種です。

鉄は体内では合成できないので、食事から補うことしか出来ません。

また、女性は特に不足しやすい栄養素になるので、意識的に摂取したいところです。

鉄は、髪や肌のダメージを回復してくれるのにも役立ちます。

激しい運動時は日常生活よりも鉄の消費が増えます。運動に取り組むときは鉄の補給を心掛けましょう。

 

 

・コラーゲン

皮膚の健康を保つ、血管の柔軟性を保つ、髪の毛の健康を保つといった働きを持っています。

コラーゲンは私たちの体内でも作られていますが、作るためにはビタミンCが必要です。

ただ、コラーゲンの摂りすぎは、太ってしまったり、むくみや便秘の原因にもなるので、過剰摂取は控えるようにしましょう。

 

 

 

 

魚に含まれる栄養素の特徴


 

魚にはタンパク質の他にも、以下の栄養素が含まれています。

 

・DHA、EPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)は青魚の脂に多く含まれる、必須栄養素です。

この栄養素は、体で作ることができないので、食べ物から摂取する必要があります。

DHA・EPAを摂取することで血をサラサラにし、コレステロールの値を下げ、善玉コレステロールを増やしてくれます。

さらにEPAは血栓予防や中性脂肪を減らす働きををしてくれます。

 

 

・アスタキサンチン

アスタキサンチンには、強力な抗酸化作用があり、身体を守ってくれます。

生活習慣病を予防したり、身体や眼の疲労を緩和してくれたりと、万能な栄養素となります。

また、アスタキサンチンは脳にまで入り込むことができる数少ない成分として有名です。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

今回は肉と魚のタンパク質や含まれている栄養素の違いについてお話してきました。

肉も魚も、体内で作ることのできない必須アミノ酸を豊富に含む良質なタンパク質の供給源です。

魚には血液をサラサラにするDHAやEPAなども含まれているため、肉よりも魚を食べたほうが良いと感じることもあるかもしれません。

しかし、肉と魚の両方をバランス良く食べることが健康にはとても重要です。

肉類中心の偏った食生活をしている方は、一日に1食は魚料理を取り入れるように心がけ、肉と魚をバランス良く食べるようにしましょう。

 

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