こんにちは。
トレーナーの加藤です。
水をこまめに飲むと健康にいいと言いますが、毎日しっかり水分補給できている人は、意外と少ないのではないでしょうか。
特に冬場は、寒さにより水を敬遠しがちで、知らず知らずのうちに水分不足に陥っていることも。
その結果、肌荒れ、肥満、便秘、風邪と、さまざまな不調を招いてしまう可能性もあるのです。
また、冬は空気が乾燥しているため、皮膚から気づかないうちに水分が奪われています。
その為、積極的に水分補給を行っていきたいですね。
水を飲む事は健康にも美容にもいい
水には主に、健康と美容に関わる3つの働きがあります。
①血流を良くする
水を飲むと血流がよくなり、全身に酸素や栄養素が届きやすくなります。
その結果、代謝がアップして体温も上昇し、冷えにくい身体になります。
また、便通もよくなるのでダイエット効果を見込めるほか、お肌のターンオーバーも促してくれます。
②老廃物を排除する
人体から不要物を排出してくれるのは、汗、尿、便、呼気などに含まれる水分です。
水分が足りないと老廃物を溜めこむことになり、体調不良や肌荒れなどの原因になります。
水分不足から起こる頭痛もあるので、心当たりのない頭痛がある場合は、水分不足のサインかもしれません。
③恒常性を保つ
恒常性とは、環境の変化に対し、身体を安定した状態に保とうとする仕組みのことです。
たとえば気温が高い場所にいても汗を出し、体温を調節する事で、平熱を保ったりする働きが挙げられます。
寒い冬に水を飲むのは抵抗があるという人には、白湯から始めてみよう
寒い冬に水を飲むのは抵抗があるという人には、白湯がオススメです。
白湯には水と同じ効能があることに加え、身体を温めて冷えを軽減する効果もあります。
胃腸を温めると代謝が促進されるので、ダイエットにも効果的です。
また、白湯は神経を鎮めてくれるリラックス効果もあるので、寝る前などに飲むとよいでしょう。
白湯は電気ポットなどがあれば簡単に作れますので積極的に飲んでみてほしいです。
沸かす水は水道水でもミネラルウォーターどちらでも構いません。
ですが、水道水で白湯を作る場合は、やかんの蓋を開けたまま沸騰させ、塩素やトリハロメタンなどの不要物を蒸気と共に取り除きます。
5分程度の加熱だとトリハロメタンが逆に増えてしまうことがあるので、必ず10分ほど加熱することが大切です。
ミネラルウォーターで白湯を作る場合は、100℃を超えると、ミネラルが沈殿したりやかんに付着したりして体内に吸収しづらくなるため、沸騰する前に火を消しましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は冬の水分補給についてお話してきました。
水分補給において、大切な事は自分に無理のない範囲で飲み続けることだと思います。
まずは毎日習慣的に飲むことからスタートしてみてはいかがでしょうか。
水が身体にいいことを実感できれば、きっと習慣になるはずです。
それまで水を飲んでいなかった人ほど、効果がすぐに現れやすいので、肌荒れ、肥満、便秘、風邪のような「体調不良」でお悩みの方は少しずつでも飲んでみて下さい。
少しでも参考になれば幸いです。