こんにちは。
トレーナーの加藤です。
突然ですが皆さんは「最近、しっかり寝ているはずなのに疲れがとれない…」と感じたことはありますか?
実はその疲労、「ストレス」が関係しているかも。
日々の生活には、とかくストレスがつきものです。
職場の事、家庭内の悩み、身体の不調…。
そのようなストレスに負けないようにと、ついついがんばりすぎて、疲れを貯めこんでしまっているかもしれません。
今回はそんなストレスと疲労の関係についてお話していきたいと思います。
なぜストレスが疲労の原因になるのか
過度のストレスを受けると、私たちの身体を守っているナチュラルキラー細胞の働きが弱くなります。
そうなると免疫機能が低下し、ホルモンバランスも崩れ始めて、強い疲労を感じるようになるのです。
ストレスによる疲労は、運動を行った時の疲労とは異なり、休んでも取れないというのが特徴です。
疲労感が6カ月以上続いている人は、慢性疲労の状態になっている可能性もあります。
またストレスのほかにも、疲労の原因となるものがあります。
感染症、糖尿病、肝臓の疾患、貧血、うつ病などの病気にかかると、疲労を感じると言われています。
疲労が蓄積すると、働くことや、食事や買い物などの日常生活に支障がでることも。
少しでも疲れを感じたら、早めに休息を心がけることが大切です。
ストレスから来る疲労を回復する為に
・自分が「疲労状態」である事を認識する
心身はとても疲れているのに、自分の疲れを認識しておらず、頑張ってしまって疲労が抜けない悪循環を生むことも。
常に自分の心と身体の状態に留意して、疲れたと感じたら早めに休養しましょう。
疲れ果ててしまうのは、決して気力不足ではなく、頑張りすぎているから。
何事にも休息はとても大切です。
・辛い時はひとりで考え込まない
自分の気持ちを誰かに話す事でずいぶん楽になれるものです。
ひとりで考え込んでもストレスは付きまとうものです。
家族や友人、恋人などに相談する事も大切なストレスケアになります。
・適度な運動を取り入れてみる
身体を動かすと気分転換となり、疲労を回復するのに効果があります。
仕事とは別に自分のための時間をつくり、毎日ほんの10分、体操やストレッチ、散歩などをしてみてください。
ポイントは頑張りすぎないこと。
少しずつ自分のペースでゆっくり始めてみましょう。
どうしても辛い時は、寝る前にぬるめのお風呂に浸かるなど、自分の時間を作ってみましょう。
いかがでしたでしょうか。
ストレスから来る疲労はしっかりと対策しないと中々取れません。
ストレスから来る疲労が蓄積すると、働くことや、食事や買い物などの日常生活に支障がでることもあります。
そのような場合は、早めに専門機関へ相談しましょう。
ストレスが溜まった時はひとりで抱え込まず、周りの家族や友人、恋人などにも相談してみてください。
少しでも参考になれば幸いです。