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反り腰が引き起こす悪影響

こんにちは。

トレーナーの加藤です。

「反り腰はよくない」とよく聞きますが、そもそもどんな状態を指すのか知らない人も多い印象です。

もし自分が反り腰に該当するなら、早めに改善したいですよね。

今回は反り腰が引き起こす悪影響と題して、反り腰について解説していきたいと思います。

 

 

 

 

 

反り腰とはどんな状態か


反り腰とは、骨盤の開き・前傾によって引き起ります。

本来閉じているはずの骨盤が開いたままだと、骨盤が前傾しやすい状態となります。

骨盤が前傾したままだと体全体のバランスが上手く取れないので、体の後ろに重心がかかってしまい、腰が反りやすくなのです。

骨盤が開いたままだと内臓が正しい位置に収まらないため、内臓が下がり腰に大きな負担がかかりやすくなります。

反り腰の人に下腹がぽっこり出ている人が多いのは、内臓が下がっているからだと考えられます。

 

 

 

 

 

 

反り腰が身体に与える影響


反り腰の状態だと身体に以下の症状が見られます。

 

  • 腰が痛くなる

  • 下腹が出る

  • 前ももが張る

  • お尻が垂れる

  • 冷え性・むくみ

 

反り腰の人は、腹筋が緩んだ状態です。太っていなくても下腹だけぽっこり出るのは、腹筋が緩み内臓が前面に出てきてしまうからです。

また、腹筋が緩むとお尻の筋肉が衰え、お尻が垂れやすくなるので注意が必要です。

スタイル崩れの原因になってしまったり、トレーニング効果を下げてしまう状態なので、改善していきたいですね。

 

 

 

 

 

 

反り腰を改善する為に知っておきたいこと


反り腰の改善方法は、エクササイズやストレッチ、治療院での施術などが思い浮かぶと思います。

上記の方法ははもちろん大切で間違いではありませんが、皆さんに知っておいて頂きたいことは

姿勢改善においては脳を活性化させる事も大切ということです。

 

 

 

 

①筋肉や五感が身体に加わった様々な刺激を察知

②神経から脳に情報が送られる

③脳が身体の内部と外部の状態を認知して筋肉に指令を出して姿勢を作る

 

このような仕組みで脳が姿勢をコントロールしています。

運動不足毎日同じことを繰り返すなどで脳が使う場面が少なくなると

脳の機能が低下し、姿勢の乱れを引き起こしてしまうかもしれません。

その為、日頃から脳を活性化させて脳に刺激を与える事がとても大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

脳を活性化させる上でも特に効果的な運動


それはピラティスやマット運動といった

仰臥位、伏臥位、四つ手、片膝立ちなど、エクササイズによって体勢が変わったり全身の様々な筋肉に刺激を与える事が出来る運動です。

様々な体勢でエクササイズを行う事で触覚や視覚が働き、筋肉によって脳に情報が送られて結果的に姿勢改善の効果が期待できます。

 

イメージでいうと、筋肉A君と筋肉B君が居るとします。

筋肉B君が少しサボっている状態(日常生活やトレーニング時に使えていない状態)の時

脳は筋肉B君が動かないからその分、筋肉A君にB君の分も動きなさいと命令を出します。

筋肉A君が働きすぎて疲弊し、他の筋肉君にも脳から働け命令が下されます。

このような繰り返しのメカニズムで姿勢が崩れたり筋肉の張りに繋がります。

 

ただ、筋肉B君にも刺激を与えることによって活性化し、脳が筋肉B君も使えるじゃないかと判断した時

筋肉A君の仕事量を減らしてくれ、筋肉A君、B君それぞれがしっかりと機能することによって姿勢改善に繋がるのです。

 

 

反り腰の方ががいきなり立った姿勢や重りをガンガン持って行うと、身体がかえって緊張する場合もありますので、まずは簡単な仰向けでのエクササイズから始めると良いでしょう。

特に反り腰の方の場合、お尻や腿裏の筋肉が弱っており、スクワット種目が腿の前に効きやすく、脚痩せ効果が出ない場合もあるので

仰向けで行えるお尻や腿裏のエクササイズやストレッチを行い、活性化させてあげるのが良いですね。

また、腿前のストレッチもおススメです。

 

 

 

 

 

反り腰を改善すれば、腿前の張りが改善され、結果的に脚痩せへと繋げることが出来るので

エクササイズを始める前にご自身の姿勢や状態をしっかりと把握することから始めてみましょう。

ご自身で分からない場合は、近くのジムやスタジオの無料カウンセリングを受けてみるのも非常にオススメです。

 

身体を変える第一歩は現在の身体の状態を把握する事です。

 

 

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