こんにちは。
トレーナーの加藤です。
エクササイズを行うとき、皆さんはダンベル等の重りは扱っていますか?
正しいフォームで効かせたい部位に刺激が入っていれば大丈夫ですがフォームが適切でない場合
怪我の恐れや付けたくない場所に筋肉が付いてしまうなんてことも。
結論から言うと、重りを扱わないエクササイズや低重量のエクササイズでも身体は変えていけるので
今回はなぜトレーニングにおいて重量よりフォームが大切かをご説明していきたいと思います。
『トレーニングの質』は関節・筋肉を正しく使えているかで決まる
スクワットを例として挙げると
股関節・膝関節・足関節が連動して動けているかが評価の指標となります。
また関与させたい筋肉は、腸腰筋・大殿筋・ハムストリングス・大腿四頭筋(半分より上)となります。
スクワットでよくあるのは『大腿四頭筋』にトレーニングの負荷が集中してしまう事です。
この状態では股関節(腸腰筋)が上手く使えていないサインとなります。
長期間このエラー動作が続いてしまうと、怪我をしたり、たくましい足になってしまう可能性があります。
また、筋肉のバランスが崩れ、姿勢不良に繋がってしまうことも。
まずはエクササイズが正しい部位に効いているか確認
まずはそのエクササイズがどこを鍛える種目で、自分で行った時にどこに効いているかの確認を絶対に行うようにしましょう。
ホームトレーニングの場合、ご自身のフォームを目で確認するのは大きい鏡がないと非常に難しいです。
なので、『筋肉に効いている感覚』が非常に重要になります。
足の位置を少しずらしてみたり、体勢を変えたりするだけでも効き感が変わるので
少しずつ調整しながら鍛えたい部位にバチっと刺激が入る場所を探してみるのもいいですね。
ダンベルなどで負荷をかけていく場合は、重りを使わない自体重トレーニングや軽い重さでのトレーニングで効かせることが出来てから、少しずつ重量を増やしていく事をオススメします。
自体重も立派な負荷
自分の体重を負荷にする自体重トレーニングでも十分すぎる負荷になります。
無理にダンベルで負荷をかけなくてもしっかりと効果を出していく事が出来ます。
トレーニングで重要な事は、関節・筋肉を正しく使うことです。
重量を扱うトレーニングは『関節・筋肉を正しく使える状態』が基盤になって成り立っています。
まずはこの基盤を作る事で色々なトレーニングに発展させることが出来るので
まずは自体重トレーニングで関節や筋肉の動きを意識していきましょう。