こんにちは。
トレーナーの加藤です。
ダイエットしているとつい『体重だけ』見てしまいませんか?
最も目で見て達成感を味わいやすい分、そこだけ注視してしまうと筋肉量を減らしてしまい代謝の悪い身体になって本末転倒になってしまうことも。
ダイエットとは体重を落とすことではなく、体脂肪を落としていく事です。
今回は体重が低い=必ずしもスリムとは限らないという事についてお話していこうと思います。
体重が低い=必ずしもスリムとは限らない
まずはこちらの画像をご覧ください。
画像の様に同じ体重でもボディラインの見え方が全然違いますよね。
実はこれ、姿勢や筋肉が関係しています。
筋肉がボディラインを作ってくれる
その秘密は筋肉と体脂肪の体積にあります。
それぞれ1kgあたりの体積で見ると、筋肉の方が引き締まっています。
これにより同じ体重でも筋肉量が多い方が引き締まって見えるのです。
女性はムキムキになると心配される方もいるかもしれませんが、正しいトレーニングであれば、そう簡単にムキムキにはなりませんのでご安心ください。
ただ、フォームや負荷が適切でないと、筋肉の張りに繋がってしまい、筋肉が付いたように感じてしまいますので注意が必要です。
体脂肪を落としていくために
体重がどんどん減っていくようなダイエット内容は、摂取カロリー・消費カロリー・基礎代謝量のバランスが崩れ筋肉が減っている可能性があります。
極端に食べる量が少ない場合も筋肉の現象に繋がってしまいます。
体脂肪を落としていくには運動も大切ですが『食事』が鍵を握っています。
糖質や脂質を摂りすぎない様にするのはもちろんですが、タンパク質の量にも注意していきましょう。
タンパク質の摂取量は体重1kgに対して1gが推奨されています。目的によってタンパク質の量が1.2g~1.5gまで変動するときもあります。
※例:体重50kgの場合、タンパク質は50~75g
最低でも体重分のタンパク質を3食に分けて摂取していきましょう。
女性の場合、1食での目安は20~30gにすると効率よくタンパク質を消化吸収する事ができます。
一度に大量のタンパク質を摂取してしまうと、吸収されなかった余剰分のタンパク質が体脂肪になってしまうので注意が必要です。
まとめ
ダイエットにおいて筋肉がボディラインを作ってくれるとお話してきましたが、『姿勢』もとても重要です。
例えば猫背になっていると、二の腕やお腹周りに脂肪が付きやすくなってしまいます。
ボディラインを綺麗にする筋肉を付ける為にも、姿勢改善エクササイズを取り入れていく事で、より綺麗なボディラインを作ることが出来ます。
また、体脂肪を落として筋肉を残していくためにも食事バランスが非常に重要になってきますので、体重が減ったのにボディラインが変わらない、なかなかエクササイズの効果が出ないという
方は一度、食事のバランスを見直してみましょう。
体重ではなく、体脂肪量や見た目の変化を大切にしていきましょう。
体重だけにこだわってダイエットが上手くいかないようにならない為の参考になれば幸いです。