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「筋肉痛は年をとると遅れて出る」って本当?

こんにちは。

トレーナーの加藤です。

皆さんは「筋肉痛は年をとると遅れて出る」という言葉を耳にしたことはありませんか?

実は、筋肉痛が遅く出る原因に、年齢は関係ありません。

今回はそんな筋肉痛のメカニズムについてお話していこうと思います。

 

 

 

 

 

筋肉痛に年齢は関係ない


 

筋肉痛が出るタイミングは“運動強度”と密接な関係があります。

強度が高くハードな運動を行うと、比較的早く筋肉痛が出てきます。

逆に、強度が低く長時間行うような運動の場合は、筋肉痛が遅く出てくる傾向が強くなるのです。

強度が高い運動がどういうことかというと、筋肉が引き伸ばされながら力を発揮する「伸張性筋収縮」のタイミングで負荷がかかる事を指します。

例えば、重いものを降ろすときや、階段・坂道を下ったりなどの動作は、筋肉痛になりやすいといえます。

また、慣れていない動きも筋肉痛の原因になり得ます。

これは鍛え足りないわけではなく、アスリート選手も、普段と異なる動きのトレーニングを行うと筋肉痛になります。

普段の運動習慣や運動経験によってその人にとっての運動強度は変わってくるんですね。

 

 

 

 

 

 

筋肉痛が来なくても、遅れてきても問題なし!


 

筋肉痛自体は、行った運動効果の指標になるものではありません。

なので、「筋肉痛が来なかったから上手くできていない」「筋肉痛が遅れてきたから歳のせいかな」と考える必要は全くありません。

ちゃんと運動効果はありますので、ご安心下さい。

毎回、筋肉痛が欲しいという方は

さきほど説明した、筋肉が引き伸ばされながら力を発揮する「伸張性筋収縮」のタイミングで動作をゆっくり行ってみて下さい。

スクワットでいえば、身体をゆっくり下ろしてみたり。ベンチプレスであれば、バーをゆっくり下ろしてみたり。

これらの工夫は、高重量を扱わずとも「自体重トレーニング」でも行えます。

 

 

 

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