こんにちは。
トレーナーの加藤です。
今回は太りやすい習慣についてお話していこうと思います。
太りやすい原因として、食生活が思い当たるかもしれませんが、実はそれ以外の習慣が太りやすい原因になっている場合もあります。
太りやすい習慣を長期間続けてしまっていると、痩せにくい体質になってしまう事もあるので、今回の記事を参考にしてみて下さい。
それでは、さっそく見ていきましょう。
太りやすい習慣
①1日の食事が夜になるにつれて多くなっている
食事内容はもちろんとても重要ですが、同じくらい大切なものが『食事量』です。
理想的な食事量は、昼・朝・夜の順に量が多くなるように調節する事です。
体脂肪が増えるメカニズムは、基礎代謝量よりも摂取カロリーが多くなってしまうから。
また、身体の代謝は昼間に1番多くなり、夜にかけて落ちていく傾向になります。
夕食の摂取量を1日の中で最も少なくしたい理由がこれになります。
お仕事でどうしても夜遅くのお食事になってしまう時は、なるべく糖質と脂質の量が多くならない様に工夫してみましょう。
タンパク質の食品とサラダなどでヘルシーにするのが理想的です。
②朝食を欠食している
朝食を食べないと起床後の体温が上がりにくく、なかなか代謝が上がりません。
つまり、カロリーを消費しにくい状態になっているのです。
また、朝食を抜いてエネルギーが不足した状態になると、筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとするため、筋肉量が減ってしまいます。
筋肉が減少するとさらに体温を上げにくくなり、カロリーが消費しにくい状態に拍車をかけることになってしまいます。
空腹のまま昼食を食べてしまうと、血糖値が上がりやすくなり、糖質を脂肪に変換する「インスリン」というホルモンが分泌されやすくなります。
ダイエットを行う上で、朝食の時間を確保する事はとても大切です。
普段何も食べないという方は、まずは何かを口に入れる事から始めてみて下さい。
③睡眠不足
適切な睡眠時間は7~8時間です。
6時間以下の睡眠が続いてしまうと身体への悪影響が懸念されます。
睡眠時間が足りていないと、「グレリン」という食欲を増加させるホルモンが増え、「レプチン」という食欲を抑えるホルモンが減りやすくなります。
その影響から、ついつい食べ過ぎてしまったり、小腹が空いておやつを食べてしまったりと、太る原因を作り出してしまうのです。
また、自律神経のバランスも乱れてしまい、代謝の低下の原因にもなってしまいます。
自律神経の乱れは、便秘の原因にもなり、腸内環境の乱れから体脂肪が増えやすくなってしまいます。
④姿勢が悪いまま長時間過ごしている
姿勢が悪くなると、筋肉が機能低下を起こし、普段の生活で使われにくい状態になります。
その影響から体脂肪が付きやすくなったり、痛みの原因になってしまうのです。
スマホやパソコンといった、デジタルデバイスを長時間操作していると、気付かないうちに猫背になっているものです。
時々伸びをしたりして、姿勢を正すことがとても大切になります。
姿勢の乱れから骨盤が歪み、そこに体脂肪が付きやすくなったり、冷え性やむくみにも繋がる事があるので、姿勢には気を付けていきたいですね。
いかがでしたでしょうか。
今回は太りやすい習慣についてお話しました。
普段習慣になっている事が、もしかしたら太りやすくなる体質を作っている可能性もあります。
特に食事面はダイエットにおいて重要な部分でもある為、内容や量に注意する必要があります。
ご自身の生活を見直してみて、少しずつでも痩せやすく太りにくい体質を目指していきましょう。