こんにちは。
トレーナーの加藤です。
ダイエットのために極端に炭水化物(糖質)の摂取量を制限すると、体や心にとって逆効果になることが多いです。
ダイエットを始めてから、なんだか調子が悪いと感じる方は、もしかしたら、炭水化物(糖質)の1日の摂取量が少なくなっているかもしれません。
今回は、1日の食事の中で炭水化物(糖質)が不足する事で身体に起こる反応についてお話していきます。
炭水化物(糖質)が不足する事で起きる症状
・身体のだるさ、疲労感
私達の身体は、食事から摂るブドウ糖をエネルギーとして活動する事ができます。
ブドウ糖を多く含む炭水化物が極端に減ることで、エネルギー源となるものが不足。その結果、体がだるくなったり、疲労感が続いたりします。
また、エネルギー源が不足する事により、身体は省エネモードに切り替わり、代謝の低下が起こります。
運動による効果が著しく低下し、なかなか効果が現れないことが多いです。
・便秘
私たちが食事から摂取する水分と食物繊維は、そのほとんどが炭水化物(糖質)からの摂取になります。
炭水化物(糖質)を極端に減らしてしまう事で便秘になりやすくなってしまうのです。
便秘を改善していくうえで、適度な炭水化物(糖質)の摂取は欠かせません。
中でも「白米」がとても優秀です。食物繊維と水分のバランスが適当な為、柔らかい便を作ってくれます。
・集中力の低下
脳のエネルギー源である、ブドウ糖が不足する事により、脳の活動が低下します。
ボーっとしたり、すっきりしない、仕事に集中できない、考え事ができないといった状態になります。
いかがでしたでしょうか。
このような症状が見られる場合は、炭水化物(糖質)が1日の中で不足している可能性があります。
健康的に綺麗に痩せていくためにも、栄養素の偏りが無いように心がけていきましょう。
特に五大栄養素である、糖質・脂質・タンパク質、ビタミン・ミネラルを毎食摂取できるように心がけていく事が大切になります。
参考になりましたら幸いです。