こんにちは。
トレーナーの加藤です。
前回は、『アロマで心と身体をリラックスさせよう』と題して、香りが吸収されるメカニズムなどをご紹介させて頂きました。
まだご覧になられていない方は是非一度、目を通して頂けると幸いです。よりアロマに対しての理解度が深まると思います。
さて、今回はそんなアロマの匂いが持つ効果・効能をまとめていきたいと思います。
お気に入りの匂いを見つけられるきっかけになれたら幸いです。
アロマの効果・効能
・ラベンダー
リラックス効果が高いことで有名です。
他にも安眠作用、抗菌効果、頭痛の軽減など、汎用性の高いハーブです。
ポプリや匂い袋にしたり、バームやバスソルトにしたりと様々な活用法があります。
・ゼラニウム
ホルモンバランスを整えたり、ストレスを軽減する効果があります。
また、デトックス作用で体内の余分な水分や老廃物の排出を促す効果を期待できるので
むくみやすい体質の人はゼラニウムの精油を使ったマッサージオイルを使って、気になる部位をマッサージするのがおすすめです。
・イランイラン
甘い香りで人気が高いです。
鎮痛作用や抗うつ作用があります。
鎮痛作用は動悸や頻脈の抑制につながるので、高血圧の改善にも効果があると言われています。
イランイランに含まれるβ-カリオフィレンには、生理痛や更年期障害などの症状緩和が期待できます。
・ベルガモット
ベルガモットに含まれるリモネンという成分は、ストレスによる食欲不振や便秘に効き目があります。
また、冷え性を軽減する効果も期待できます。
リモネンが身体を温め、しだいに機能が回復していくからと言われています。
・フランキンセンス
皮膚の再生作用があり、乾燥や肌荒れなどの皮膚トラブルに効き目があります。
また、呼吸器の不調にも効果があり、呼吸を整えてくれます。
その為、マスクの外側に少量付けるのもおススメです。
・ペパーミント
脳の働きを活性化して気分をリフレッシュさせてくれます。
その為、眠気覚ましにも効果的です。
胃腸の働きを整える作用があり、消化不良、胃痛、便秘、乗り物酔いなどの症状を和らげる効果も持ちます。
・レモングラス
脳を活性化して、集中力や記憶力を高める働きが期待できます。
代謝と血行を促進する作用があり、血液やリンパ液などの循環を良くする効果も持ちます。
その為、疲労回復や肩こり改善、冷え症やむくみ解消に効果があるといわれています。
レモングラスの精油を希釈したマッサージオイルを使って、気になる部位をマッサージするのもおススメです。
ただ、レモングラス精油は皮膚刺激があるため使用量には注意し、低濃度で使うようにして下さい。
・ティーツリー
ティーツリーに含まれるテルピネン-4-オールには、優れた抗感染作用や免疫力アップの働きがあります。
呼吸器系の痛みや炎症をやわらげる効果もあるため、鼻づまり、喉の痛みにも効果を発揮します。
いかがでしたでしょうか。
有名なところをピックアップしての紹介でしたが、アロマオイル・精油は200種類以上あります。
効果・効能を意識して取り入れてもいいですし、ご自身のお好きな匂いを楽しむのも大切です。
また、匂いをブレンドして自分だけのアロマを作る事もできます。
この機会にぜひ一度アロマを体験してみてはいかがでしょうか。