こんにちは
トレーナーの加藤です。
ダイエットする際に、太ももを引き締めたい!と思う方は沢山いるのではないでしょうか。
実際、カウンセリング時に『太ももを細くしたい』と目標に掲げる方が多いように感じます。
そんな太ももを細くする為には、タイトルにもある通り
『股関節』を正しく使う必要があります。
今回はなぜ股関節を正しく使うことが、太ももを細くするために必要なのかを解説していきます。
太ももが太く見えてしまう原因
・姿勢不良からくる全身の筋肉バランスの乱れ
筋肉バランスの乱れとは、『使いやすい筋肉』、『使われにくい筋肉』に分かれている状態の事。
多くの場合、前ももや外ももが使われやすく、お尻やもも裏の筋肉が使われにくい状態になっています。
こうなっていると、普段の歩行や階段を登ったりという動作が、前ももや外ももに負担をかけてしまい
筋肉のハリやむくみに繋がって太く見えてしまうのです。
・歩き方の癖
主に、ガニ股で歩いてしまったり、すり足になっている場合
前もも、外ももが張っているケースが多いです。
ガニ股での歩行は特に外ももへの負担が大きくなってしまいます。
すり足の場合は、腸腰筋という股関節の筋肉があまり使われておらず、前ももに負担がかかっている状態です。
・骨盤の歪み
骨盤の歪みにより、リンパ液の流れが悪くなってしまい、むくみが起きたり
老廃物が残留して体脂肪が付きやすくなってしまいます。
片方の脚ばかり組んでしまう方は、骨盤が歪みやすいので注意が必要です。
・バレー、バスケなどの前傾姿勢の癖が残っている
部活動の癖が原因となっていることもあります。
前傾姿勢を多くとる競技を行っていた方に多く見られます。
身体前面の筋肉や筋膜が張っていることが多いです。
股関節を正しく使う為に
股関節を正しく使う為には腸腰筋という筋肉が重要になってきます。
腸腰筋は主に股関節を曲げる時に使われる筋肉です。
本来、歩行の時も使いたい筋肉ですが、姿勢不良などを起こしていると、この腸腰筋が使いづらい状態になってしまいます。
普段使いにくくなっている筋肉には、まずストレッチで刺激を入れてあげる事がとても大切です。
伸ばして刺激を与えることで、少しでも使いやすい状態にしてあげましょう。
ストレッチからトレーニングを行う事が理想的です。
例えば、前ももが張っている場合、『ヒップリフト』という種目がおススメです。
ヒップリフトはお尻やもも裏を鍛える種目です。
ここで重要なことが、『相反抑制』という身体の働き。
これは、使っている筋肉と対になっている筋肉は緩むという仕組みの事です。
お尻を使っている時は腸腰筋が、もも裏を使っている時はもも前が緩むといった具合です。
この種目では、腸腰筋にもアプローチが出来る為、太ももの張りが気になる方に是非行って欲しい種目になります。
また、歩き方もとても重要になってきます。
まずは上の画像をご覧ください。
正しい歩行は、1本の軸で行われています。
こうする事で、かかと~足指へとスムーズに重心移動が行われ、筋肉への負担を限りなく軽減する事が出来ます。
それに対し、誤った歩行では2本の軸で行われている場合もあります。
この歩き方になっていると、脚への負担が大きく、太くなりやすくなってしまいます。
ノアでは、太ももの張りを引き起こしている原因を探り、改善する為のアプローチも行っています。
脚痩せや太ももの張りを改善したい方は是非一度体験トライアルにお越しくださいませ。