こんにちは。
トレーナーの加藤です。
便秘はごく身近な健康問題のひとつです。
便秘の原因はひとつではなく、いくつかの原因が合わさり起こるといわれています。
そこで今回は、便秘の原因になっているかもしれない要因についてまとめていきたいと思います。
便秘の原因になる要因
・運動不足
運動不足によって筋肉量が少なくなってしまっていると便秘になるケースが多いです。
筋肉量が少なくなると、姿勢不良にも繋がり、骨盤が開いたり、呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが乱れたり、骨盤底筋などの内臓を支える筋肉が衰えてしまいます。
こうなってしまうと、内臓が下垂してしまい、腸が押しつぶされ、消化・吸収・排便のサイクルが乱れてしまいます。
・食事量が少ない
食事量も便秘に関係しています。
食事量が少なくなると、便のかさが減ってしまい、なかなか排便されなくなってしまうのです。
ダイエットで極端に食事量を減らしてしまう事で便秘になりやすくなります。
食事量が少なければ、エネルギー生産が上手く行えず、どんどん痩せにくい身体になってしまいます。
・不規則な生活が続いている
不規則な生活を送っていたり、ストレスを受けている方は自律神経が乱れやすくなってしまいます。
自律神経が乱れることで、腸の運動機能が低下し、排便が行われにくくなります。
便が腸に長く留まってしまうと、悪玉菌の増加や口臭が気になるといった悪影響に繋がります。
悪玉菌が増えてしまうと、太りやすくなってしまったり、ガスが溜まりやすくなってぽっこりお腹の原因にもなってしまうので
夜更かししすぎない様に気をつけてみましょう。
・水分不足
女性では1日あたり、2~2.5ℓ、男性では2.5~3ℓが摂取量の目安です。
体型や運動頻度によってその人に合った水分摂取量は多少変わってきます。
水分量が足りないと、便の水分も少なくなって出にくくなってしまいます。
また、水分不足だと身体がむくみやすくなってしまうことも。(お顔のむくみが良く出る時はタンパク質不足かもしれません)
一度に大量に水分を摂ってしまうと、腎臓に負担がかかるので、こまめに水分補給を行いましょう。
また、冷たい水は逆に便秘を助長してしまう可能性があるので、運動時以外は常温が好ましいです。
いかがでしたでしょうか。
症状は人によって様々ですが、便秘が長く続いてしまうとストレスになって自律神経が乱れてしまったり
呼吸が浅くなって血流が悪くなり冷えやむくみ、疲れが出やすくなったりというような様々な悪影響が出る可能性があるので、お通じ対策を行っていきたいですね。