こんにちは。
トレーナーの加藤です。
皆さんはダイエット中に肌が乾燥してしまったという経験はないでしょうか。
もしかしたら、食事内容が原因になってしまっているかもしれません。
『肌は内臓を映す鏡』と言われているくらいに、腸内環境と連動しています。
乾燥肌に対して、スキンケアでアプローチをかけていく事も大切ですが、腸内環境を整え肌のターンオーバーを促進させる身体の内側からのアプローチもとても大切です。
そこで今回は、ダイエット中に乾燥肌になってしまう原因と改善に効果的な食べ物をご紹介したいと思います。
ダイエット中に乾燥肌になってしまう原因
タンパク質が不足することで肌が乾燥してしまう原因にもなります。
本来、肌は「ターンオーバー」という皮膚細胞の新陳代謝を繰り返して正常な状態を保っています。
肌を作るたんぱく質が不足するとターンオーバーが乱れてしまい、皮膚の水分や脂質のバランスが崩れ、乾燥肌に繋がってしまうのです。
また、ホルモンバランスの乱れによって乾燥肌になってしまう事もあります。
これは女性ホルモンである「エストロゲン」が関係していると言われています。「エストロゲン」は皮膚の水分を保つ働きを持っています。
ストレスや生活習慣が乱れてしまい、エストロゲンの分泌量が下がってしまう事も乾燥肌の原因の一つと考えられます。
水分摂取量が少ないことも乾燥肌の原因になります。
乾燥肌を食事で改善していくために
肌の潤いを保つためには、肌を作るタンパク質を摂ることが大切となります。
また、肌の潤いを保つ働きのあるビタミンA・ビタミンB2・ビタミンEを含む食品を合わせて摂るようにすると効果的です。
ビタミンA・・・皮膚や粘膜を作る
レバー、うなぎ、卵、チーズ、にんじん、ほうれん草などに含まれます。
ビタミンB2・・・皮膚や粘膜を保護する
レバー、卵、チーズ、イワシ、うなぎ、大豆、納豆、アーモンドなどに含まれます。
ビタミンE・・・代謝を高め酸化を防ぐ
サンマ、アジ、サバ、牡蠣、卵、さつまいも、アボカド、アーモンドなどに含まれます。
ここで注意したいのは、食事内容が偏らない様にする事です。
タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルが含まれる食品をバランス良く取り入れていく事が大切になります。
栄養素が偏ってしまうと、肌にも身体にも良くありません。
ただ、どんなに気を付けても不足してしまう栄養素はあるので、サプリメントで補う事もおススメです。
食事内容は『まごわやさしい』を意識すると良いでしょう。
まごわやさしいを摂取しよう
まごわやさしいとは理想の食材の頭文字をとった７種類の食材の事です。
タンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれているので積極的に摂取してほしい食品となります。
ま＝豆類
満足感を感じやすく過食予防になったり、免疫細胞を活性化させる
ご＝ごま
血中の悪玉コレステロールを減らし、血圧を下げる
わ＝わかめ（海藻類）
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを豊富に含み、高血圧や心疾患の予防に効果がある
や＝野菜
ビタミンやミネラル、食物繊維を含み、不足しやすい栄養素を摂取できる
さ＝魚類
魚に含まれるEPA・DHAは動脈硬化の予防に効果的
し＝しいたけ（きのこ類）
血液をサラサラにしてくれたり、丈夫な骨を作る上で大切なビタミンDが豊富に含まれている
い＝イモ類
動脈硬化やがん予防、胃腸の働きを助ける役割がある
いかがでしたでしょうか。
ダイエット中に乾燥肌になってしまう場合、タンパク質や水分不足になっている可能性があります。
女性の場合はホルモンバランスが乱れている事も。
スキンケアで外からアプローチをかけることも大切ですが、栄養をしっかりと摂って、身体の内側からアプローチをかけていくことも大切です。
