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食物繊維の摂りすぎは便秘の原因になる

こんにちは。

トレーナーの加藤です。

食物繊維にお腹の調子を整える効果など、健康に良い効果があることは皆さんご存じですよね。

ですが、食物繊維は摂りすぎてしまうと身体への悪影響が生じる場合もあります。

その悪影響のひとつに便秘が挙げられます。

この記事では、食物繊維の摂り過ぎによって便秘になってしまうメカニズムを解説していきたいと思います。

 

 

 

 

 

食物繊維を摂り過ぎるとなぜ便秘になるのか


現代の日本人の食生活では、食物繊維をとりすぎるということはほとんどありません。

しかし、サプリメントなどを多量に摂取したり、極端に食物繊維が含まれている食品を摂取してしまうと過剰摂取に繋がってしまいます。

食物繊維は大きく分けて2種類に分類されており、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」の2種類に分かれます。

この中の「不溶性食物繊維」を過剰摂取してしまう事で便秘に繋がってしまうのです。

不溶性食物繊維には、便のかさを増し、腸を刺激することで排便を促進する効果があります。

もともと便秘状態で腸の動きが低下している人が不溶性食物繊維をとりすぎてしまうと、大きくかさが増した便をうまく排出できず、便秘がひどくなってしまうことがあります。

下記の食材を適量食べるのであれば全然身体に影響はありませんので、極端に過剰摂取しないように注意しましょう。

 

不溶性食物繊維を多く含む食品

  • 穀類

  • 野菜

  • 豆類

  • キノコ類

  • 果実

  • 海藻

 

 

 

 

食物繊維の1日の摂取基準


厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、食物繊維の1日あたりの目標摂取量は18~64歳で男性21g以上、女性18g以上です。

ただし本来であれば成人は1日に24g以上の食物繊維を摂ることが理想的だとされています。

食物繊維はおもに、穀類・豆類・野菜類・果実類・きのこ類・海藻類などの食品に多く含まれています。

それらの食品を毎日の献立のなかにうまく取り入れると、無理なく食物繊維をとることができます。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

現代の食生活では、食物繊維をとりすぎるということはほとんどありません。

ですが、サプリメントなどを多量に摂取したり、極端に食物繊維が含まれている食品を摂取してしまうと過剰摂取に繋がってしまいます。

便秘改善のためといって、食物繊維が含まれている食品やサプリメントを極端に過剰摂取しないように注意していきましょう。

また、便秘以外にも、下痢を起こしてしまったり、食事からの栄養吸収を阻害してしまったりと様々な影響もありますので

一度、普段のお食事の食物繊維の量を確認してみる事をおすすめします。

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